コスト別!どちらを選ぶ?50歳からの「住み替え」と「住み続け」

2015年10月9日

50歳からの住宅について考える

若い子育て世代にとって憧れのマイホーム。

しかし、子育てから解放された50歳以上の世代には、マイホームがかえって負担に感じる事も少なくないようです。

利便性や維持のしやすさから「住み替え」をする方や、リフォームにより快適に暮らす「住み続け」を選択される方が増えています。

長谷工総合研究所がハウジングアンドコミュニティ財団と共同で、首都圏に住む50歳以上の人を対象に行った意識調査では、「住み替える」「住み続ける」それぞれのコストについて興味深い結果が出ています。


・住み替える派 約16%

全体の約16%の方が「住み替えたい」と回答しています。

住み替える先としては、やはり一戸建て・二世帯住宅・マンションといった持家がダントツの約79%でした。

その他、賃貸や高齢者向け住宅は約19%となっています。

住み替えるための資金面では、予算は平均3,753万円で調達方法としては貯蓄が62.4%でしたが、現在の住まいの売却代金をあてるという意見も約59.3%と多く、持家に住み替える際は、「今の住宅の売却代金」が重要なカギとなっている事が分かりました。


・住み続け派 約84%

84%と実に多くの方が現在の家に住み続けたいと回答しています。

その中で、現在の住居に対する意向調査では、約70%が現在のまま住み続けたいと回答したものの、戸建てでは約29%、マンションでは約25%がリフォームや建て替えを希望している事が分かりました。

リフォームにかける予算は平均390万円、資金調達方法はやはり貯蓄を充当するという回答が8割を超えるなど、多く見られました。

特に戸建てでは「水回り・外壁・内装」、マンションでは「水回り」へのリフォーム意識が高くなっています。

持家に住み替える際に、現在の住宅の売却代金が重要なカギという事でしたが、では、20年以上住んだ持家の売却価格の相場をどれほどの方が把握しているのでしょうか?


・具体的な売却価格を把握している 4.8%

・おおむね相場を把握している 52.8%


約半数の方がおおむね把握しているという回答で、戸建てよりマンションの方が把握してい割合が高い結果でした。


不動産売買の注意点!

売却価格を把握する方法としては、近隣の不動産広告が64.5%と最も多く、不動産業者による査定や情報提供が31.3%、インターネットが19.6%、ご近所からの口コミが17.2%という結果でした。


最も多い近隣の不動産広告。ここで注意してほしいのは、広告に掲載されているのは売り出し価格であって、成約価格ではないという事です。

交渉次第では売り出し価格より下がる事が多いので、広告の価格より低めに把握しておくことが大切です。


広告から現在の家が1,000万円で売れると思っていて、実際売買が成立したら850万円でしか売れなかったというケースも多く、これではせっかく住み替えを予定していても、希望通りの新居へ移る事は難しくなってしまいます。


そういうケースも想定すると、売却だけが良い方法とは一概には言えないので、迷った時は空き家管理サポートセンター郡山へご相談ください。

どの方法があなたにとって最善の解決策なのか?専門の知識を持ったスタッフがベストな方法をご提案します。


明るい未来の暮らしのためには、50歳までの間にコツコツと下準備を進めていく事が重要です。




長谷工総合研究所の「持家長期継続居住者の住宅に対する意識調査」詳しい内容はこちら

ライン

住み替えや住み続けに対する意識は人それぞれ。

だからこそ、困った時や迷った時に相談できる先があると安心ですね。

福島県郡山市の空き家サポートセンター郡山は、住み替えも住み続けも安心して相談できる企業を目指して日々活動しています。

あなたが良い老後を過ごせるように、今から住み替え・住み続けを検討してみませんか?

検討中、お困りの際はお気軽にご相談下さい。