愛媛の受刑者脱獄事件に学ぶ「放置空き家の問題」

2018年06月1日

愛媛県今治市にある松山刑務所大井造船作業場から男性受刑者が逃げたという報道は耳に新しいことと思います。

 

日々空き家の有効活用に携わっている弊社としましては、この事件で警察の追跡を困難にしていたのが点在する放置空き家だということに注目してしまいます。

 

ここでは、この事件から学ぶ放置空き家問題、賃貸や有効活用の視点から少し特筆してみたいと思います。

 

   

今回の報道では、逃亡先とみられていた広島県尾道市向島には1,000軒以上の空き家が警察の追跡を阻んでいたとありました。

 

空き家は警察であっても所有者の許可が得られなければ捜査できません。

 

そして許可を取ろうにも持ち主すら分からないほど手付かずの空き家もあるのです。

 

警察は踏み込めず外からの目視にとどまることが多い空き家は、その一方で犯罪者にはうってつけの隠れ家にもなります。

 

もしあなたの空き家が犯罪者に勝手に踏み込まれたいたとしたら?家の中の家財道具や食べ物を食べられていたとしたら?考えるだけでもゾッとしますよね。

 

   

弊社では、このようにリスクとなってしまう空き家は「貸す」ことがベストと考えます。

 

「古いから貸せない」「貸すと後々面倒」とお考えの方も多いかと思いますが、以下のようなメリットもありますので、貸すことを選択肢にすら入れないのは非常に勿体ないと思います。

 

・借主が管理してくれる→人が住むことによって犯罪リスクを防げる
・毎月決まった収入が得られる→放置しておいてはえられない得がある

 

松山刑務所の件は、埋もれがちな空き家問題が、全国的な大きな事件で浮き彫りになった良い例だと言えます。管理、もしくは活用していない空き家をお持ちの方は、この機会に空き家の在り方について考えてみてはいかがでしょうか?

 

   

福島県郡山市の空家サポートセンター郡山では、そのような漠然とした不安を抱えなくて良いように、何事も早め早めの対処が大切だとお伝えしています。

 

もし古くて貸すのを躊躇しているのであれば、それでも最適な活用方法などをご提案できますので、遠慮なく空き家活用の専門家である私たちにご相談ください。

 

良い方向へ解決できるよう、全力でサポート致します。