空家の活用法「民泊」の現状と地域での需要について

2018年04月6日

地方で民泊が難しい理由

2020年に開催される東京オリンピックに向けて、「民泊」について取り上げている報道が増えてきています。

 

弊社でも「空き家を民泊として活用すると、メリットとデメリットのどちらが多くなりそうですか?」というようなご相談を頂くようになってきました。

 

さて、民泊のメリット・デメリットとはどのようなものなのでしょうか?

ここでは、民泊の現状やメリット・デメリットについてご紹介します。

   

民泊とは「民家に泊まること」を意味しますが、最近ではインターネットの仲介サイトなどの出現により、「民泊とは宿泊用に提供された個人宅の一部や空き別荘、マンションの空室などに宿泊すること」という定義となっています。

 

そんな新しいビジネスモデルとなりつつある民泊ですが、メリット・デメリットを知ってないと、大きな損失を被ることに繋がります。

 

一般的には以下のようなことがメリット・デメリットとして言われています。

 
ライン

【民泊メリット】

・空家・空部屋を活用することが出来る
・設備投資にお金がかからない
・利用者との交流を楽しめる

 

【民泊デメリット】

・部屋の備品を持ち帰られたり、設備を壊されたりする可能性がある
・集合住宅の場合は苦情が出る可能性がある
・犯罪の温床になりうる可能性がある

ライン

最近話題になっている無許可の違法民泊にならないように、上記のメリット・デメリットをよく把握した上でのご検討をおススメします。

また、ご検討の際に多少のリフォームが必要となった場合は「中古住宅+リフォーム」をぜひご一読ください。

 

   

お問い合わせが増えている民泊ですが、弊社としましては「民泊」は空き家活用の視点からすれば選択肢の一つではあると考えますが、郡山市など福島県内で収益を出していくには厳しいことをお伝えしています。

 

例えば、相当にターゲットを絞り込んで継続的に運営できるなら良いと思います。
しかし、郡山を始めとする地方ではホテルなどの宿泊施設の部屋が余っていることも多いため、絶対に「民泊」でなくてはならないという事もなく、需要がなかなかないのが現状です。

 

福島県郡山市の空き家サポートセンター郡山では、民泊以外で収益が望める空き家活用のご提案をしています。

空家の活用でお悩みの際は、ぜひ一度お気軽にご相談下さい。