「住み着く」リスクにも関心を!増える空き家への住み着き被害

2016年01月25日

「住み着く」リスクにも関心を!増える空き家への住み着き被害

空き家を放置していると防犯面でのリスクが高まるというのは、よく知られています。泥棒が入って家財道具を持ち去られてしまったという事例は全国的に起きていますが、それと同様に懸念されるのが「住み着き被害」です。
空き家であることを良いことに浮浪者などが住み着いてしまうと、空き家として放置されている以上に大きなリスクとなります。
空き家への住み着きリスクと、そのための対策にについて解説します。

空き巣が入ることも大きな問題ですが、家財道具が盗まれるという以上の被害はありません。しかし、そこに何者かが住み着いてしまうとリスクは一度限りのものではなく、継続的なものとなってしまいます。
不動産情報サイト「スマイティ」の調査によると福島県内の空き家率は依然として高く、会津若松市や白河市、郡山市といった市部ですら15%前後というデータが出ています。10軒に1軒以上の確率で「誰かが住み着くリスク」が常にあるのです。

何者かが空き家に住み着くと、そこで日常的な生活が始まります。人が常にいながらも適切な掃除や管理がされていないのですから衛生状態が悪化、さらに生活のために火を使ったりタバコの不始末などで火災が発生するリスクもあります。
最悪のケースとしては、そこが非行少年のたまり場になったり、犯罪の現場になってしまう可能性すらあります。

このような招かれざる客にとって空き家は絶好の隠れ場所に映るので、こまだ被害が発生していない今のうちからこうした輩を寄せ付けない空き家管理が必要です。
定期的な巡回や雑草の剪定、清掃などは家のメンテナンスになるだけでなく、「誰かが管理している」という心理的な防御策にもなります。
空き家サポートセンター郡山では、こうした浮浪者、侵入者対策を含むトータルな空き家管理を目に見える形で行い、さまざまな空き家の放置リスクからお客様の大切な家を守ります。