郡山市で最大100万円助成!「木造住宅耐震改修助成制度」

2015年12月17日

改修工事で地震に強い空き家へ!

東日本大震災では、数多くの住宅が倒壊寸前の危機にさらされました。


あるお宅では新築1年目にして被災、倒壊はしなかったものの、外壁にはひびが入り、天井には大きな亀裂、内装のクロスはあちこち剥がれて大きな被害を受けられたそうです。


新築でさえそのような状態では、築年数の古い空き家なら一体どれほどの被害がでたのでしょうか?

ここではあなたの空き家を地震による倒壊から防いで、将来的に有効活用もできる状態へ導くための制度についてご紹介しています。

上限金額100万円!郡山市「木造住宅耐震改修助成制度」基本情報

福島県郡山市では、住宅の耐震に不安のある方へ助成制度を設けています。

これは、耐震診断により耐震基準に適合しないと診断された木造住宅の耐震改修工事費用の一部を補助する制度です。


【1、対象となる木造住宅(下記の全てに該当する住宅)】

・昭和56年5月31日以前に着工されたもの
・所有者が自ら居住する住宅であること
・構造が在来軸組工法、耐震的構法又は枠組壁工法であり、地上階数が3以下のもの
・木造住宅耐震診断の結果、耐震基準に適合しないと判断されたもの
・建築基準法に違反していないもの
・過去にこの制度による補助金の交付を受けた事がないもの


【2、申込が出来る方(下記の全てに該当する方)】

・対象となる木造住宅の個人所有者(共有の場合は、その代表者1名)
・郡山市税を滞納していないこと


【3、補助の対象となる工事】

・一般耐震改修工事:上部構造評点を1.0以上に改修する工事
・簡易耐震改修工事:上部構造評点を0.7以上に改修する工事
・部分耐震改修工事:寝室など部分的な居室の改修工事(福島県の技術基準に適合)


【4、補助金額】

・一般耐震改修工事費の2分の1に相当する額(上限100万円)
・簡易耐震改修工事費の2分の1に相当する額(上限60万円)
・部分耐震改修工事費の2分の1に相当する額(上限60万円)


【5、受付開始日と募集件数】

・受付開始日…令和2年6月(予定)
・募集件数…一般耐震改修工事、簡易・部分耐震改修工事合わせて5件程度(※先着順)


【6、問い合わせ・申込先】

都市整備部開発建築指導課  TEL 024-924-2371


「郡山市 木造住宅耐震改修助成制度」について詳しくはこちら!

最近はネットでもある程度の情報を入力すると、簡易ではありますが自宅の耐震診断ができる時代です。

しかし、耐震診断とは住宅の倒壊の是非を判断するとても重要な検査であることから、個人での判断は危険と言えます。

「うちは大丈夫?」そんな時は、市で認定された木造住宅耐震診断士による検査を受けると安心できます。

プロの目できちんと判断した上で、最適な改修工事を行いましょう。

ライン

空き家をいつでも使える良好な状態に保つには日々の管理と耐震診断、必要があれば改修工事をしておくことが重要です。

福島県郡山市の空き家管理サポート郡山では、空き家を将来有効活用したい方や、耐震に不安のある方のご相談を随時たまわっております。

空き家管理の方法や、市の助成金の制度などケースケースに合わせた最適な方法をご提案させていただいていますので、お気軽にご相談ください。

耐震工事・日々の管理で良好状態を保って将来性のある空家へ!